Ｄ-ＴＯＸ

連続猟奇殺人犯に同僚、そして恋人を惨殺されたFBI捜査官ジェイク・マロイ（シルヴェスター・スタローン）は、心の痛手から自暴自棄となり、酒に溺れ、廃人一歩手前となっていた。そして警察官・保安官などの法執行官専用の療養施設「D-TOX」に入院することとなる。D-TOXは深い雪で隔絶しており、一歩外に出ればたちまち凍死してしまう厳冬の地に建設されていた。そこには患者として収容された警官が9人居たが、やがて1人が自殺、そして不審な死が続く。 警官たちは互いに疑心暗鬼に陥ったが、ジェイクはこれが連続猟奇殺人犯の仕業であり、D-TOXに潜入し殺人を続けていると確信し、女医ジェニー（ポリー・ウォーカー）の助けを借りて犯人像の解明を進める。 そして、犯人はロンドン市警から来たスレイター（クリストファー・フルフォード）を殺害し、スレイターに成り済ましてD-TOX内で殺人を重ねていたと判明。ジェイクは犯人である偽スレイターと死闘を繰り広げ、最後には勝利し、同僚と恋人の敵を討った。