ケニー・オルテガ(Kenny Ortega 、1950年4月18日 - )は、アメリカ合衆国の監督、振付師、プロデューサー、ディレクター。カリフォルニア州パロ・アルト生まれ。祖父母はスペイン人である。1981年公開の映画、『ザナドゥ』で振付を担当して、有名になる。また1987年のテレビ映画『ダーティー・ダンシング』の振付も担当している。その後、マドンナの『マテリアル・ガール』などのミュージックビデオや、第30回スーパーボウル、第72回アカデミー賞、アトランタオリンピック、ソルトレイクシティオリンピックなどの世界的なイベントの振付も担当した。
1995年には邦楽アーティストDREAMS COME TRUEが行った『DREAMS COME TRUE WONDERLAND 1995』に演出家、振付家として参加。2006年、ミュージカル映画の『ハイスクール・ミュージカル』を監督。この時の第58回プライムタイム・エミー賞で演出賞(監督賞)を受賞した。その後、2009年の『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』も引き続き監督した。マイケル・ジャクソンとは、1992年の『Dangerous ワールド・ツアー』、1996年の『HIStory ワールド・ツアー』でディレクターとして一緒に仕事を行なう。『Dangerous ワールド・ツアー』でのライヴを収録した『ライヴ・イン・ブカレスト』のクレジットには彼の名前が登場している。2009年4月から、ジャクソンのコンサート『THIS IS IT』のプロデューサーとなりリハーサルを始める。しかし、6月25日ジャクソンが亡くなり全コンサートが中止となった。その後、このときのリハーサル映像によるドキュメンタリー映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT 』の監督となる。2009年10月、映画『フットルース』のリメイク版を監督予定だったが降板した。
By Posted on