
スティーヴン・スピルバーグ
ケイト・キャプショー (1991 - )
1972年に、テレビ映画として撮った『激突!』が評判を呼び、海外では劇場公開され、スピルバーグの名前が世界に知られるようになる。1974年に『続・激突! カージャック』で、劇場用映画監督に進出。
ヒット作に『ジョーズ』、『未知との遭遇』、『インディ・ジョーンズ』シリーズ、『E.T.』など多数。
初期の頃は、娯楽映画で評価を得ていたが、やがて様々なジャンルの映画を手がけるようになる。
また、1980年頃より、自ら監督を務めない作品でも、プロデューサーとして名を連ねることが多くなった。ただし、必ずしも製作指揮をとっていたわけではなく、製作資金を確保するために名前を貸したケースも多い
1993年には『ジュラシック・パーク』を大ヒットさせ、同年のアカデミー賞では『シンドラーのリスト』で作品賞、監督賞を受賞する。スピルバーグは、この作品の製作に意欲的で報酬を断っている。
1994年にドリームワークスを設立。1998年に『プライベート・ライアン』で、2度目のアカデミー監督賞を受賞する。1999年4月に南カリフォルニア大学のロバート・ゼメキス・センターに50万ドルを寄付した。2001年に英国王室(エリザベス2世)より、ナイト爵を授与された。
ドリームワークスの経営者としての活動が多くなり、監督作品を出すペースもやや遅くなりつつある一方でプロデューサー(製作総指揮)としての活動が盛んになり、『トランスフォーマー』や『イーグル・アイ』で大ヒットを飛ばす。3年ぶりの監督作であり19年ぶりの続編となる『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』では興行的には成功したものの、ゴールデンラズベリー賞で最低リメイク及び続編賞を受賞してしまう不名誉な結果となった。
近年では、パラマウント映画との関係が悪化するなどで契約上のトラブルが多くなり、長年温めている企画であるエイブラハム・リンカーンの映画も未だに製作に取り掛かれていなかったが、2011年秋にようやく撮影開始となった。
2011年秋にFOX系列で放送開始となった『Terra Nova 〜未来創世記』の製作総指揮に名を連ねている。ショーランナーはBrannon BragaとRené Echevarriaだが、パイロット版製作の際、スピルバーグは小道具のアイデアを出したり、恐竜を「まるで本物のカメラで撮ったかのように」見せるアングルを模索したり、『ジュラシック・パーク』と同じ恐竜を出さないように指示したり、キャスティングにも意見を出したりした。また、同じ2011-2012年テレビシーズンに放送が始まった『The River』と『Smash』(ともにミッドシーズン開始)にも製作総指揮として参加している。
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