ニコラス・ケイジ(Nicolas Cage、本名ニコラス・キム・コッポラ Nicolas Kim Coppola)は、アメリカ合衆国の俳優であり、映画監督、映画製作者でもある。愛称はニック(Nick)。身長185cm。 父はサンフランシスコ州立大学の学部長、母は元バレエ・ダンサー、そしてフランシス・フォード・コッポラを叔父に持つ名門出身。15歳で俳優を志しサンフランシスコの演劇学校に入学。95年、女優のパトリシア・アークエットと結婚。近年の主演作のほとんどがアクション作品と、その芸域を確実に広げている。その後パトリシアとは01年5月に離婚。02年にプレスリーの娘にしてマイケル・ジャクソンの元妻、リサ・マリー・プレスリーと再婚した。しかしたった3ヶ月後には離婚を求めた申請がなされ、04年5月に正式離婚。同年7月には韓国系米国人と3度目の結婚をしている。 1981年に『初体験/リッジモント・ハイ』でニコラス・コッポラとしてデビュー。その後、現在の芸名に変更。芸名の「ケイジ」の由来はマーベル・コミック社のコミック「パワーマン」の主人公ルーク・ケイジから。若い頃はコッポラ監督の甥と呼ばれることを嫌がっていた。オーディションを受けても、製作者たちの浴びせる質問は彼についてではなく、叔父フランシスのことばかりだったという。本名のコッポラを名乗らず、あえて“ケイジ”の芸名を使うことにしたのも、そのためと言われている。 1995年の『リービング・ラスベガス』でアカデミー主演男優賞を受賞。オスカー受賞後は、芸術的な映画に留まらず、大作映画にも積極的に出演した。同業のショーン・ペンはケイジの大作映画出演をいぶかしく思っていると発言した。 サターン・フィルムズ(Saturn Films)という映画制作会社を設立。2000年に『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』に製作者として参加し、2002年には『ソニー』(sonny)で監督兼プロデューサーを務めた。その後も、映画制作会社サターン・フィルムズの共同経営者として、いくつかの作品をプロデュースしている。
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